京大合唱団の日々のブログ。練習だけにとどまらず、様々なことに意欲的に取り組む団員達の息遣いを感じていただければ幸いです。
更新をリアルタイムでするのが中々難しいため、常に多少のタイムラグがありますがご了承下さい。
2010/02/13 (Sat)
こんにちは!そしてはじめまして!
Bar新2ブルーレイといいます。今年度から合唱連盟渉外をやっております。
昨日はバリトンフードファイト(以下食闘)というものがありました。これは育ち盛り・食べ盛りのバリトン員たちが集結し、己の胃袋の限界に挑戦するという恒例行事なのです。
この食闘で過去にはハンバーガー130個に挑戦したこともあります。男10人強で1部屋に集まりハンバーガーに貪りついたのも今ではいい思い出……おっと、昔を思い出し感傷に浸ってしまいました。
昨日の食闘で僕たちバリトン員が闘ったのはひらがな4文字のアイツです。そう、おにぎりです。おにぎり100個です。まあおむすびでもいいんですけども。
このおにぎり、1つでコンビニのおにぎり2個分はあろうかという大きさ。しかも密度も濃く、米粒がこれでもかという程に押し合い圧し合いひしめき合っているなかなかのツワモノ。
昆布、鮭、おかか、梅、ふりかけの5種類のツワモノが結束して僕らに立ち向かって来ました。
このおにぎりをつくってくださったのは、団員がいつもお世話になっているキャラバンという定食屋のおじちゃん、おばちゃんです。おじちゃん、おばちゃん、おいしいおにぎり本当にありがとう。
22:30頃、ずっきー(Bar新2)の掛け声とともに食闘はスタート。やはりみな腹を空かせた大学生、すごいスピードでおにぎりは胃袋へと姿を消していく。
飛び交う「おいしい」。はじける笑顔。動き始める消化器官。
1時間後、そこには以前の元気はなく憔悴しきったバリトン員の姿が。膨れきった腹が凄まじい闘いを物語る。しかし…闘いはまだ終わらない。緩むベルト。飛び散るボタン。動きを止めた消化器官。
2時間後、白いアイツの姿は見えない。そう、闘いは終わった。バリトンは…勝ったのだ。おめでとう、バリトン。
以上、食闘の様子を出来るかぎり忠実に描写してみたつもりです。結局苦しみながらもなんとかおにぎりは完食できました。よかったよかった。
ちなみに僕はおにぎりを12個いただきました。キャラバンのおじちゃん、おばちゃん、ご馳走さまです。
ところで、苦しいのに、お金がかかるのに、なぜ食闘をやるのでしょうか。食闘からの帰り道、いつも僕は自問自答してしまいます。大いなる満腹感と、ほんの少しの後悔を感じながら。
その問いに対する答えはまだ僕には出せていません。しかし食闘のあと、バリトンに不思議な連帯感が生まれているのは確かです。共に闘った者達だけが感じることが出来る連帯感。
この連帯感を感じるために、胃袋をご飯で埋めるのもなかなか悪くないなと思う、2月の冬の夜でした。
Bar新2ブルーレイといいます。今年度から合唱連盟渉外をやっております。
昨日はバリトンフードファイト(以下食闘)というものがありました。これは育ち盛り・食べ盛りのバリトン員たちが集結し、己の胃袋の限界に挑戦するという恒例行事なのです。
この食闘で過去にはハンバーガー130個に挑戦したこともあります。男10人強で1部屋に集まりハンバーガーに貪りついたのも今ではいい思い出……おっと、昔を思い出し感傷に浸ってしまいました。
昨日の食闘で僕たちバリトン員が闘ったのはひらがな4文字のアイツです。そう、おにぎりです。おにぎり100個です。まあおむすびでもいいんですけども。
このおにぎり、1つでコンビニのおにぎり2個分はあろうかという大きさ。しかも密度も濃く、米粒がこれでもかという程に押し合い圧し合いひしめき合っているなかなかのツワモノ。
昆布、鮭、おかか、梅、ふりかけの5種類のツワモノが結束して僕らに立ち向かって来ました。
このおにぎりをつくってくださったのは、団員がいつもお世話になっているキャラバンという定食屋のおじちゃん、おばちゃんです。おじちゃん、おばちゃん、おいしいおにぎり本当にありがとう。
22:30頃、ずっきー(Bar新2)の掛け声とともに食闘はスタート。やはりみな腹を空かせた大学生、すごいスピードでおにぎりは胃袋へと姿を消していく。
飛び交う「おいしい」。はじける笑顔。動き始める消化器官。
1時間後、そこには以前の元気はなく憔悴しきったバリトン員の姿が。膨れきった腹が凄まじい闘いを物語る。しかし…闘いはまだ終わらない。緩むベルト。飛び散るボタン。動きを止めた消化器官。
2時間後、白いアイツの姿は見えない。そう、闘いは終わった。バリトンは…勝ったのだ。おめでとう、バリトン。
以上、食闘の様子を出来るかぎり忠実に描写してみたつもりです。結局苦しみながらもなんとかおにぎりは完食できました。よかったよかった。
ちなみに僕はおにぎりを12個いただきました。キャラバンのおじちゃん、おばちゃん、ご馳走さまです。
ところで、苦しいのに、お金がかかるのに、なぜ食闘をやるのでしょうか。食闘からの帰り道、いつも僕は自問自答してしまいます。大いなる満腹感と、ほんの少しの後悔を感じながら。
その問いに対する答えはまだ僕には出せていません。しかし食闘のあと、バリトンに不思議な連帯感が生まれているのは確かです。共に闘った者達だけが感じることが出来る連帯感。
この連帯感を感じるために、胃袋をご飯で埋めるのもなかなか悪くないなと思う、2月の冬の夜でした。
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